ネコのお告げ~易経・食養生・散歩・日々の暮らし〜

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「こだま」を受け取る〜禅語の学び「山呼萬歳聲」〜

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こんにちは(*'-'*)ノ
易経マスター女史の直美です。

今日は午後から仕事
午前中はのんびりと過ごしています。

この機会に
溜まっている本を読み
夜はAmazon primeビデオを見たりしています。

皆さんは、いかがお過ごしですか?

今朝、読みそびれていた
「禅語の本」を開き
1つ目についた言葉がありました。

禅語というと
幾つかの有名な言葉は
目にしたことがあるのかもしれませんが

今回ご紹介するのは
おそらくマニアックな部類にはいる禅語です。

<山呼萬歳聲>
少々見慣れない漢字もありますが
聲は「声」の旧字体です。

中国、紀元前110年の正月元日に
当時の帝王「天子武帝」は、
大勢の臣下、民衆とともに
中国五岳の一つ嵩山に登りました。

その時、帝王自ら祭壇を造り
山の神々に、天下泰平、国家鎮護を祈願。

それを見守っていた臣民たちは感激し
天子の武運、長く久しく泰平が続くことを祝い
歓びの声をあげます。

それが周辺の五岳の山々にこだまし
「万歳、万歳、万々歳」と
大きく三度聞こえたといわれています。

3という数字は
天・地・人の融合を表す数字でもあり
山からの「こだま」が3度あったということは

天が、山が悟りを得たものに

祝福の言葉を返してくれているとも
受け取れることができます。

この故事が
お目出たいときに「万歳」と三唱する
習わしとして定着しました。

しかし、禅の教えでは
声がこだまして「万歳」と聞こえただけではなく
山そのものが「万歳」と呼んでいると見ています。

晴れであろうと、雨であろうと、どんな嵐が来ても
干ばつがあろうとも

山はいつも泰然自若として少しも動ぜず
堂々として静かで雄大です。

その雄大な姿こそが「悟りの真実」ではないのか?
と当時の禅の僧侶は考えたようです。

これを
「山呼萬歳聲(山は呼よぶ、万歳の声)」言い
禅の教えとして現代にも伝わっいます。

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万歳の起源は分かったけれど
禅語の山呼萬歳聲
結局どんな意味なの?と言うと

禅語の
「どんなことがあっても動じない不動心」という
教えとともに


山呼萬歳聲とは?
私が考え行き着いたのが

「何か自分の中で悟ったとき
またはハッと気づきがあったとき
ぱっと視界が明るくなり

人だけではなく
森羅万象、世界に存在するものすべてが
まるで祝福してくれるような感覚」

と言うのが私の見解です。


「万歳」は単にお祝いごと唱え言葉ではなく
「万歳の声」を言霊(音の力)として
心と体で味わうことがキーポイント。

何かのお祝いごと
または何か、
自分の中で大きな「気づき」を得たとき
万歳三唱をし

自分の心と体の中にこだまする
貴方にしか聞こえない喜びと祝福の声を
受け取ってみてください^^

私は体育会系の世界に長くいたせいか

万歳の前に
「よっしゃ〜〜」とか「よし!」とか
ガッツポーズとともに
つい言ってしまいます(笑)

禅語から生まれる
天地人からの祝福のこだま
味わってみてくださいね。

まだ新型コロナウイルスのせいで
社会情勢も不安定で
先も見えない状況ですが

限られた範囲の中での生活の中でも
皆さんに、
気づき、沢山の小さな喜びがありますように^^


ネコのお告げ 直美より