こんにちは易経マスター女史＠木花です。
自粛モード中とはいえ
仕事で、プライベートで
いろいろな出会いがあります。
そんな中
「論語」の言葉を思い出す
出来事がありました。
論語は
孔子の言葉、行動を
孔子の死後に弟子達が記録した書物です。
古代の王族やリーダー格の人は
教養として指導者として「易経」を含めた
五経を学び納めていました。
孔子もその1人で
易経の教えとともに礼節と仁徳と大切にし
沢山の「言葉」を残しています。
人生の迷い子にならないために
先日「占いを学びたい」と
40代の女性からお問い合わせをいただきました。
いろいろな講座を受け
ヒーリング、占いの資格もあり
何故、更に私のところで？と質問をしたら
たくさんの本を読み
講演やセミナーに参加し学んでいるが
なかなか成果が出ない
もっと「自信をつけたい」とのこと。
3ヶ月で四柱推命の占い師になれる！
3ヶ月でタロットカードが出来るようになる！
3か月で漢方アドバイザーに！
誇大されたキャッチフレーズに煽られ
典型的なセミナージプシー
資格ジプシーに陥っている状態でした。
セミナージプシーとは
・講座(セミナー等）を受けたがあまり効果がなかった
・学んだはいいけれど実践しきれなかった
・自分には合わなかった
・これだけでは足りない
・もっと簡単な方法、良い方法がないか？
いつも情報を求めている。
こんな風に感じて
（多少の期間はおいても）
色々なセミナーやメソッドを求め続けたり
スキルアップ、自己啓発と称して
沢山の資格をもっている人達のことです。
天才といわれる方でさえ
才能豊かな人でも何かを取得するのに
3年、5年、10年という年月がかかっています。
「目先の利益」や「理想」に囚われ
「志」と「経験」がともなわないと
いくら素敵な肩書があっても
沢山資格をもっていても
いつまでたっても
あなたが求める「自信」はつきません。
特定の技術・資格だけではなく
スポーツ、家事、仕事上
人間関係、趣味のこと
学ぶ機会は沢山ありますが
いずれにおいても
自信をつけるには
何事も「経験」が必要です＾＾
そして、ときに
自分を客観的に見てくれる存在が必要となります。
古くて新しい言葉「論語」
学びて思わざれば則ち罔（くら）し
思いて学ばざれば則ち殆（あやう）し
「論語」に記されている有名な一節です。
「教えを受けただけで自から考えたり
学びを自分の考えに落とさなければ
決して身につくことはない。
逆に、考えるだけで人から学ばなければ
独断に陥る危険がある。」
という意味の教えです。
「読んで読まず」「聞いて聞かず」「学んで学ばず」
そんな現代人にも通じる
「人生の警告とアドバイス」です＾＾
資格のための勉強
本を読んだり
セミナーに行ったり
知人に何か教えてもらったり
ただ知識を増やすばかりでは役に立ちません。
それは学びではなく
（たとえ有益なものであつても）
単に情報を頭にいれただけのこと。
得た知識を基にして
自分で納得できるまで考え
そして行動を起こし
その経験の過程で
成功、失敗、反省、工夫を繰り返すことで
初めて「情報」から「知識」へと
変化させることができます。
また、頭の中で考えるだけで
人から学ぼうという姿勢がないと
偏った考え方をしてしまう危険性もあり
独りよがりでは賢明な判断ができません。
セミナージプシーのお話しをしましたが
特定の資格などだけではなく
「仕事」「プライベート」「日々の暮らし」で
学ぶ場面は沢山あります。
スポーツ
英会話
家事
仕事上
人間関係
趣味のこと
私への占いの問い合わせ受けたことで
私自身も今回ご紹介した論語を
改めて思い出すことが出来きました。
易経・論語
その他の古典といわれる書物が
数千年という長い年月をかけて
現代にも応用されています。
そこにはいろいろな理由がありますが
情報や感情に
つい流されてしまいがちな現代人が
ときに人生の迷路に迷い込んだり
辛くもどかしい時期があったり・・・
混沌とした世の中で
せいいっぱい生きている私たちに
ひと筋の光を見つけ
希望に向かって
自分の足で歩けるようになる
1つの「キッカケ」を与えてくれていんだなと
感じています＾＾
紀元前の古典の書物
古けれど現代にも通じる
「論語」という新しい言葉
「学びて思わざれば則ち罔（くら）し
思いて学ばざれば則ち殆（あやう）し」
古めかしい言葉と感じるかもしれませんが
ブログを読んでいただいたあなたの
心の片隅にとめていただければと思います。
今日も最後で読んでいただき
ありがとうございました＾＾
占い・薬膳・瞑想で
心・からだ・人生を癒し豊かに生きる
★ネコのお告げ 猫好き占い師＠木花★
易経マスター女史
薬膳養生指導師
漢方ライフ19年の漢方＆アロマセラピスト
国際シンギングボウル協会認定講師
