こんにちは易経マスター女子@木花です。
今日はクラシックを聴きながら
集中して仕事をしています。
食養生のレッスンの際に必ず
易占い・梅花心易占いの起源である
陰陽五行の概念を学んでいいただいています。
「薬膳」「養生」も
元はと言えば陰陽五行の「食」「健康」の部分が
進化発展したもの。
健康のバランスを知るための「ものさし」として
大切な概念です。
占いをする上では
この陰陽五行ともに深い理解を必要とします^^
以前のブログでも陰陽五行について
私たちの暮らしの中にも関わっていることを
ご紹介しました^^
もうすぐやってくる節分の起源や
ひな祭りものその一つです^^
食養生や占いだけではなく
私たち日本人の何気ない暮らしや行事の中に
息づいている「五行」についてご紹介したいと思います。
途中、少し専門的な知識もあるので
人間関係の例も交えながら
お話ししてゆきますね^^
五行とは何か?
陰陽と五行はもともと別の考え方で
陰陽説の始まりから
約数百年後に五行思想が生まれました。
大昔、紀元前のことです^^
五行は、最初は「人が生活で必要な物・要素」として
考えられていましたが
中国の春秋戦国時代になると
陰陽家である騶衍(すうえん)によって
陰陽思想の理を加味した
「陰陽五行思想」が説かれるようになりました。
この文化や思想
そして仏教を日本にもたらせたのが
かの聖徳太子が推した施策「遣隋使」です。
「遣隋使」社会の授業で習ったのを
なんとなく覚えている方も多いことと思います^^
4回にわたる遣隋使により
仏教・儒教・香りの文化とともにこの
「陰陽五行の思想」が日本に伝わり
吉凶を占う「ト占」としてだけではなく
帝王学、政治理論、儒教に大きな影響を与えて
国の文化として根付き2022年の現在に至ります。
朝廷(今の天皇家)や
政治の政(まつりごと)の指針の一つにもなり
食文化・茶道や香道などの文化・季節の行事
昔話・企業の名前・しきたり・マナーなど
色濃く根付いています。
(私の姿の背景にある)
お寺や神社にある「幕」も五行が元になっており
みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
古来より天皇家の行事・名前なども
易を起源とするものも多く
占いだけではなく
陰陽と五行は日本の歴史や文化を理解する上で
実はとても重要なキーポイントになっています^^
森羅万象の生成・性質を表す
では、五行とは
具体的にどんな考え、どんなものなのか?
五行とは、世の中の万物は
「木、火、土、金、水」の
五つの要素から構成されていると捉える
中国古代の自然哲学です。
陰陽思想と統合し
陰陽五行思想などとも呼ばれています。
森羅万象、この世の事象全てが
陰陽五行によって構成されているという考えに基づき
古代中国ではそれぞれの事象に
五行の性質・形態が与えられいると考えました。
自然界の全て事象・物・機能・人は
五行のそれぞれに属しているのです。
下記の表は世の中の事象や物を五行に当てはめた
一覧表「五行色体表」というものです。
(ごく一部の分類わけです)
五行の関係性
さて「五つの要素」である
「木、火、土、金、水」はそれぞれ性質をもち
互いに影響し合い循環しています。
五行の「行」には
「動く」「巡る」という意味で
主に3つの関係性があり
占いの吉凶を判断や
心と体のバランスを見るものさしとなります^^
その1: 相生(そうせい)の関係
相生とは、
五行の生成のサイクルを表し
順に相手を「生む」「強める」関係性です。
木は燃えて火を生じ
火は燃え尽きると灰になり土に還り
土からはなる山には鉱物が(金属)が生じ
鉱物(金属)の表面には凝結で水を生じ
水は木を養う(木は水がなければ枯れてしまう)
このように順に相手を生む、育てる、助ける、強める、
無限に続く関係を「相性」と言います。
天地の気が調和して
中庸(平衡バランス)を保つ関係は
この世に存在する素朴な
自然界の理(ことわり)の1つです。
その2: 相剋(そうこく)の関係
相剋とは、
相手を「コントロールする」「弱める」
「打ち滅ぼす」関係性です。
水は火を消し止め
火は金属を溶かし
金は斧やナイフなど刃物に形を変えて木を傷つけ切り倒し
木は土を押しのけて根を張り成長し
土は水をせき止める
このように順に相手を弱める、
コントロールする関係を「相剋」と言います。
下記は2つの関係を図にしたものです。
ちょっと難しいかもしれないので
人間関係で例に見てましょう。
仮に、あなたが五行の「火」の
性質を持つ生まれだとします。
火を生み、育て、強めてくれる
相生の関係は「木」
反対に力を弱め、コントロールしようとする
相克の関係は「水」です。
自分が居心地良い、成長させてくれるのは
「自分を生み・養い・成長させる存在」である
相生の関係の「木」の性質の生まれの人。
反対に自分が窮屈と感じる
人によっては苦手と感じる
一緒に長時間いると疲れるのは
相剋の「水」の性質を持つ生まれの人。
友達や上司など
関係を簡単に絶ち切ることができない場合は
●付かず離れずの適度な距離を保つ。
●自分の火の性質を助ける「木」の性質の
生まれの人との付き合いをし
メンタル的なエネルギーチャージできる存在を持つ。
●「木」に属する食養生を心がける。
など、五行の関係で対応をすると
人生が整います^^
で、ここで勘違いをして欲しくないことがあります。
それは
相剋の存在・関係である「もの・人」が
決して悪いわけではないということ。
木が覆い繁りすぎ
風通しが悪く日光が差し込まなくなれば
病気や虫がつきやすくなったり
その木下に生きる草木花の光合成を妨げ
土中の腐熟が遮られ栄養が低下
やがては繁っている木々に影響を与えてしまうでしょう。
時にその木を切り倒す存在
相剋の金(金属=斧・刃)が必要なのです。
人間関係も同じ
完璧ではありませんから
時に過ちを行う生き物です。
それを止めてくれたり
何事も過度になりすぎて
バランスを崩さないよう
ブレーキをかけてくれる
相剋の存在も必要なのです^^
陰陽五行は占いだけではなく
日本の様々な習慣や文化
食事、人間関係、社会の構造
心と体、自然界の成り立ち
私たちの暮しの隅々に息づいています^^
その考え方を身につけ
森羅万象に含まれた意味を知ると
世界がより鮮やかに豊かに輝かせてくれます。
もう1つ
大切な五行の関係があるのですが
とても一つの記事では伝えきれなく
ブログが長くなってしまうので
それはまたの機会に。
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★ネコのお告げ@木花★
易経マスター女史
漢方セラピスト・薬膳養生指導師
英国IFPA認定アロマセラピスト
国際シンギングボウル協会認定講師