こんにちは木花です。
今日は人生を整える気づきの時間
運命を切り開くヒントを
易経386のストーリーの中から
兆しを得た「山天大畜」を選び
人生に生かす朝活をしました♪
一言占い、占いの館などでは「吉」とし
「GO・OKサイン」を
前面に押し出して伝える占い師さんが多いのですが
手放しで「OK」「GO」「吉」とは言えない
「止まる」の意味合いが強いのが
山天大畜のお告げです。
易経、易占いの意味は状況や視点によって
色々な意味があるのですが
今回は占いの観点だけではなく
人生を癒し運気を整えるために
「易経」を学びの観点から
メッセージのごく一部をお伝えしたいと思います＾＾
人生を癒す 易経・易占いの学び「NO.26 山天大畜」の意味
「大畜は、貞に利ろし。家食せずして吉。大川を渉るに利ろし」
畜＝止める、蓄える、養うと言う意味です。
「山天大畜」は
上へ進もうとする「天」を
どっしりとした「山」が止めている形。
「大畜＝もっと積み重ねる」ことで
物事が良い方へと流れる
そのために必要な
「大いなる停滞」「蓄積」を表しています。
実は易経の中には
「小畜」と「大畜」2つの「畜」があるのですが
「小畜」は
防止・ちょっと立ち止まる
に対し
「大畜」は
「止まる」だけではなく
「養育（養う）・蓄える」
の意味が含まれています。
ゆえに「山天大畜」は
大成するために（願いを叶える、良い方へ進めるために）
立ち止まり・休養する・何かを蓄えることがベスト。
何を蓄えるのか？は人それぞれですが
いざという時に思い切って動けるように
ベストチャンスを掴むために
今は行動を起こさず
淡々と
人徳・知識・技術・スキル（経験）を積みなさい
実力や資金を蓄えなさいと諭している卦です。
ただたんに
「止まる」「やめなさい」と言っているのではなく
あなたの状況が
内容（中身）が充実していない
スキルが見合っていない
ベストタイミングではないから
今はまって自分自信を養いなさいと言っています＾＾
いざというタイミング
ジャンプする前に
かがんで力をため込んでいる状態が
山天大畜です。
バスケットボール、走り幅跳び、棒高跳びに例えると
勢いよく走るだけでは
「大きな飛躍」「良い結果」にはつながりません。
人生も同じこと。
一旦止まり、かがんで力を蓄え
ここだというタイミングでジャンプしてこそ
高い飛躍と成果が得られるのです。
もし、悩んでいて
占いで「山天大畜」が出た場合
また、自分の実力に不安があり
なかなか行動できないような時は
先人の言葉（経典や名言・教えなど）や
あなたが尊敬する人の行いから
何かを学びとり実践し
人としての徳を養う（信用と実力を積み上げる）ことが
必要とされているのでしょう。
自分を磨いて必要なものを蓄える。
または
焦りにかられず一度「心」を確かめ
気持ちを沈め準備を整えてから
ベストタイミングを待つことが大切です。
なので、
必要なものを蓄えてから進めば吉となりますが
焦りや気持ちに任せて前進すれば失敗をします。
人によっては今何かの支障・問題があって
なかなか進まないかもしれませんが
必要な物を積み上げる、蓄えることで道が開け
時が経てば望み事叶います。
起こさず
やみくもに行動するのではなく
焦らないこと。
信用・信頼を築く、実力を磨く、
お金をためる（本当に必要なもの以外は買わない）
情報を収集し取捨選択する
問題があれば正面からとりくむ。
止まり、蓄えが完成したら
それは学問や知識かもしれません
体力や健康かもしれません
人によっては金銭や物のこともあるでしょう。
蓄えたものが何であっても
「自分のために」だけ使うのでなはく
身近な人に、社会のために役立てることで
豊かさが手に入ることを山天大畜が教えてくています。
易占い・易経は
物事の吉凶や結果を知るための占いではなく
なるべく穏やかな暮らしを保ち
精神・体・人生の中庸を保ち
より良い人生を
豊かな暮らしを送るための
人生の養生・コンパスでもあります。
4000年も前に作られた易経・易占いが
人生を導き・癒すメッセージ。
ぜひ参考にし
充実した毎日を笑顔でお過ごしください。
「山天大畜」は
以前の記事でも紹介しています
お時間があればぜひこちらの記事の後に
お読みいただけると嬉しいです。
★ネコのお告げ＠木花★
易経マスター女史
漢方セラピスト・薬膳養生指導師
英国IFPA認定アロマセラピスト
国際シンギングボウル協会認定講師
日々の暮らし、気づき、癒しを
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