週末、連休の最終日
どのように過ごそうか?きめかねていたとき
「沢雷随」を得ました。
沢は八卦の「兌」
その名の通「親愛」「集まる」「少女」「秋」を表し
雷は八卦の「震」
「悦び」「衝動」「ひらめき」
「天と地をつなぐもの」「長男」「春」を表します。
自然界の現象の2つが重なりあったとき
どんな意味を持つのでしょうか?
易経No.17 沢雷随の意味~易占い・梅花心易~
<卦辞>
「隨は、元いに亨る貞に利ろし。咎なし」
「沢雷隨」の主なテーマは「随う(したがう)」
兌は
方位にすれば西
季節にすれば秋で
夏に旺盛だった陽気が衰え
少しずつ潜む時です。
沢雷随は
今まで奮動していた雷の気が
秋とともに衰え
春になって芽を出すための
用意をしようとしています。
本来、ダイナミックに
力強く動く雷の気が
春は春なりに
夏は夏なりに
秋は秋なりに
四季(易では四時ともいます)のリズムに
自然界の法則に逆らうことなく
喜んで随うことを表しています。
私たちのこと
日常に当てはめると
その時々に応じて
従うべき時(またはもの)に従うことで
日常の悦びを味わえるとき。
朝は日の出とともに起き
日中はアクティブに活動し
夕方~夜の陰の時間は
家の中でゆっくり過ごし体を休める。
そんな何気ないことが
現代人はおろそかになりがちで
心と体のバランスを崩しがちです。
太陽のリズムに抗い
夜の運動
仕事をしたり
遅くまで遊んだりするべきではないのです。
また、
どんなに素晴らしいことも
人間関係も
流れもいずれは終わりを迎えます。
終わりというと
ネガティブな印象を受けるかもしれませんが
「終わり」「卒業」=新たな何かの始まりでもあります。
だからこそ今
「何についていくべきか」「いつまで従うべきなのか」
見極めて従うことで
理想の未来へと進めるでしょう。
恋愛に当てはめると
本当は誰と一緒にいたいか?
誰といると心から幸福を感じるのか?
誰を幸せにしたいのか?を考えて
動けば幸せになれるでしょう。
沢雷随の結果をもとに実際にとった行動
祝日が仕事だったので
3週間ぶりの2連休。
久しぶりにだらだらと
過ごそうかと思ったのですが(^^;
沢雷随を得たので
がばっと起き
プラネタリウムに出かけました。
沢は「川」でもあり
八卦を自然現象で表すと
「天の川」でもあるので
ぴったりなだと思ったんです^^
コスモプラネタリウム渋谷 – 渋谷区文化総合センター大和田
チケットを購入したあと
開演まで時間があるので
ぶらぶらしていると素敵な雰囲気のカフェが
天井が高く、風とおしのよい
ちょっぴりレトロな明るい店内で
コーヒータイムを愉しみました。
プラネタリウムは「秋の夜空」がテーマ
天体宇宙検定にも役立つ内容
解説者が導く星の世界に
癒されるひと時でした。
遅めのランチは近所のSUBWAYで。
さわやかな天気
人通りも車とおりも少ないので
テラスでサンドイッチ。
ランチの様子を
SUBWAY公式ツイッターにお声がけいただき
恐悦至極です^^
食事を終えると15時。
沢雷随の時なので
ここからどこかに行こうとすると
帰宅は18時をすぎ
暗くなってしまうので
早々と退散
夜はバスソルトでゆったりと
お風呂タイムを愉しみ
この日は早めに就寝しました。
何かすごく良いことがある=「良い運気」「幸運」
と勘違いをしている方も多いのですが
自然界、森羅万象はバランスを大切にし
「中庸」の状態を良しとするため
「平穏」であることも
なによりの幸福でもあります。
イラつくこともなく
何事も滞りなくスムーズにゆき
気持ちの良いランチを愉しみ
おいしいコーヒーにもめぐまれました。
おみくじ、占いをお
暮らしのかなで楽しみ
活用している方もいると思います。
占いの結果をうけとめたうえで
時の流れ・誰かに悦んで随い
天地人の三才を整えると
物事が少しずつ良いほうへ向かうので
結果に一喜一憂せず
その瞬間でベストな過ごし方を
愉しんでください^^