アトピー完治に役立ったドクダミ
ドクダミがここ2~3日で満開になりました。
小学生の頃
毎日かきむしり血だらけになるほどの
酷いアトピーに悩まされました。
成長期の長期のステロイ摂取は
骨が弱くなるので
なるべく使わないために
薬草の知識のある母が
ドクダミをベースにした薬草茶を作り
また食事も見直し1年半で完治。
周りの人が驚くほど
アトピーの後も残らず綺麗な肌になり
40年近く経ちますが
再発は全くありません。
母は勉強をしたわけではあませんが
彼女がもっている薬草の知識と力
そして食と心のバランスの大切さを感じた出来事です。
思い出のある花を
母の遺影に飾りました(写真撮影の時はよけています)
ドクダミってニオイは強烈ですが
お花は可愛いですよね^^
ドクダミの力~薬草・漢方の効能~
利尿作用、解毒作用、体内の熱を冷まし炎症を鎮める
おもにこんな効能をもっており
「冷やす」力が強い「陰性」の薬草です。
漢方薬の材料としても使われ
化膿性の肌荒れ、かぶれ、湿疹、膀胱炎、極度のむくみ
リウマチなどの改善に役立ちます。
薬草や漢方薬にも陰陽があり
身体の陰陽バランスに合わせて
漢方茶・薬草茶・漢方薬を選ぶ必要があります。
ドクダミはとても役立つ薬草の1つですが
「すごく体を冷やす」陰気が強いので
冷え症の方には向いていません。
膀胱炎などで
症状を緩和するために
3~4日飲む分には良いのですが
それ以上の長期に服用すると
違う不調を招きやすくなるので注意をしましょう。
スキンケアとして
外用(ローションやシップ)にも使えるので
私はチンキ剤をつくっています。
余談ですが
中国ではドクダミの葉を食べます
私は薬膳の本場でもある香港で食べましたが
強烈でした(苦笑)
正直「まずい」「まず過ぎる」の一言です^^;
チンキ済の作り方~熟成がおすすめ~
できればアルコール度数の高い
長期保存(2~3年)ができる
ウォッカがおすすめです。
1年半ほどしか保存できませんが
日本酒もおすすめです。
(乾燥肌でローションにするかたはとくに)
水で洗って汚れを取り
晴れている日に3時間(曇りなら半日)
ベランダなどにつるして干し
あとは清潔な広口のガラス瓶にいれて
アルコールを入れるだけ。
最初の1週間だけ
1日1回、かるく上下に2~3回振り
2週間で出来上がり。
葉を箸などで取り除き
出来上がってから半年熟成させると
(すくなくても1か月)
香りも、肌のあたりもまろやかになります。
どくだみローションの作り方
チンキを精製水で約10倍に薄める
スキンケアやボディケアに使えます。
乾燥肌、冬場は
グリセリン、オリーブオイルなどの
保湿成分を加えましょう。
(夏場でも少し加えることをおすすめします)
*精製水80cc(または未使用のミネラルウォーター)
*オリーブオイルまたはグリセリン
基本は全体の1~5%
目安として出来上がり80ccで小さじ1/3弱
グリセリンの方が肌になじみ、軽い仕上がりです。
オリーブオイルは食用ではなく
こちらが便利で安全です。
https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/p/4987286301860
赤ちゃんにも使える素材で
たいていのドラッグストアで買えます。
*チンキ剤 チンキ5ml(小さじ1)
水、チンキ剤をいれてよく混ぜ
オイルを入れてよく降れば場出来上がり
日光の当たらない常温で10日
冷蔵庫で3週間日持ちします。
かゆみ止めにしたいときは
カモミールもブレンドし
体質改善・養生指導してる方にも
作ってもらっています^^
梅雨~夏場は肌荒れしやすく
作るであれば今が最大のチャンスです。
(チンキは最低でも2週間かかるので)
ご興味あれば活用してくださいね。