月めぐり®︎ ネコのお告げ〜心・からだ・人生をゆるりと整える〜

暮らし・天体観測・食養生・易・ときどき猫

干支(十二支)の起源と木星信仰〜ピカピカの木星〜

易経,梅花心易,占い,占星術,木星,意味,講座,横浜,新宿,自由が丘,東京,陰陽五行,易経マスター,ネコのお告げ,20231top

今週はお天気も悪く寒い横浜です。

被災地の大雪により
新たに被害が広がらないことを祈るばかりです。

来週は晴天が続くようで
関東では天体観測が楽しめそうです。

今週、晴れていたら
超ピカピカの木星が見ることができます。

通常、月の光があると
多くの天体(星)が隠れてしまい
星空観測には不向きなのですが

そんな月の光にも(満月にも)
負けないくらい明るいのが木星

四季をとおし全天で一番明るい
シリウス」の何倍も大きく光っているので
大都会の真っ只中でも直ぐ分かります!

木星の運行で地球との距離が近い
今がチャンス!ぜひ探してみてくださいね。

私が持っている天体望遠鏡だと
かすかに木星の縞がわかるので
来週、見るのが楽しみです。

干支(十二支)の起源と木星信仰

「干支は何ですか?」
「私は、酉年生まれです」
「干支が描かれている年賀状を送る」

など現代でも使われることの多い十二支

干支というと一般的に
動物がゴールをした順に干支が決まった・・・という昔話や
縁起担ぎなど思い出すかもしれませんが

元々は、古代中国の惑星の運行が起源です

太陽以外の惑星の中で
最も明るく輝く木星
尊いと考えられていました。

約12年で天球を1周するので
その位置を示すために天球を12分けて
それぞれに名前を付けたものが「十二支」の名の由来です。

しかし、古代は文字を読める人が非常に限られていたので
庶民にも分かりやすい形で
陰陽五行の特性に当てはめた動物の名を採用しました。

日本には
遣隋使・遣唐使を通じてこの思想と文化が根付き

木星は、陰陽道で祀られる歳星(木星
「太歳」「太歳神とも言い
現代でも信仰対象されており、風水でも活用されています。

ローマ神話では
木星は(英語でジュピター)全能の神「ゼウス」を指し

神々の家族および人類の両方の守護神・支配神
全宇宙や雲・雨・雪・雷などの気象を支配すると言われ

占星術では
「成功」「発展」「拡大」を象徴する惑星とされています。

占星術でも
陰陽五行の「木」の性質と同じ考えなのが面白いです^^

しかし、陰陽五行とは大きく異なる部分もあり
五行の木の性質は冒(おかす)性質があり
(種が殻を破り土の中から這い出る様を冒すといいます。)

歳星(木星)・太歳を重んじる傾向が
中国や日本にあります。

「木」の自然界の性質上からみて
建物を冒す(植物が建物を突き破る)

天上の木星の運行の影響により
土中を動く「塊」が
地上の住居を冒す(住居を壊して這い出る)とし

太歳の日にあたるときは
住居や建物等を建設してはならない
としていました。

古代の書には

太歳の祟りを信じず地下から掘り起こし
住居を立てたために一族が滅びた逸話も記されており

日本でもいまだに
太歳(卯年の卯の日など)を避ける
大工さんや施工主もいます。

※実際は施工主の事情でそういうわけにもいかないので
悪い年回りでも安全に新築に取り組める
天元烏兎擇日法(てんげんうとたくじつほう)
を活用するケースもあるそうです。

なんだかこれだけ書くと
マイナスな印象があるかもしれませんが

太歳神木星はもともと
穀物の守護神、私たちに命を与える神様。

五穀豊穣・金運・諸産業発展・成長のご利益があります。

何事も裏と表、陰陽があり
ベストなタイミングを上手に活用することが大切です^^


仕事からの帰り道
ご自宅の庭やベランダやお庭で

占いの豆知識を頭に入れながら
晴れている夜空に木星を見つけ
星空観測を楽しんでみてくださいね。

占い×瞑想×食養生
毎日を元気でご機嫌に暮らしたいあなたに

★月めぐり®︎主催 ネコのお告げ★
易経・易占い・梅花心易マスター女史
・英国IFPAアロマセラピスト
・オラクルカードヒーリング
・国際シンギングボウル協会認定講師
・元薬日本堂講師
 漢方セラピスト(薬膳養生指導師・漢茶マスター)

Instagram @neko_otsuge

https://www.instagram.com/neko_otsuge/

日常のあれこれ・メッセージを配信しています
フォローいただけると励みになります♪