こんにちは易経マスター女史@木花です。
以前、自然界・世の中の森羅万象の法則
陰陽についてお話しをしましたが
易占いのベースになっている「八卦」についても
お話したいと思います。
占いというと
胡散臭い、怪しいものと思われがちです。
実際、心理学を利用した占いとは言えない
霊感商法が多いことは事実です。
また易占いに限らず
どの占いにしても元々は物事の吉凶を
それぞれのツールを使い下ろすので
現実思考主義の方に
「怪しい」と思われてしまうのは
まぁ理解できるのですが^^;
データー、数値として証明できないものは
認められないのが現代社会。
しかし、体で例えて言えば
人類は体の機能についてわずか約2%しか
理解・解明されていません。
現代医学にしても
世の中の大部分が仮説であり
未知にもかかわらず
占いを含めた目に見えない力や
また数値で表せない現象を
頭ごなしに否定するのは
そこに大きな矛盾が生じます。
信じる信じないは個人の選択ですが
柔軟な視野を持って
物事を捉えて欲しいというのが
占い師、セラピストとしての願いです^^
さて、人には、いわゆる第六感という
五感とは別のセンサーみたいなものが
人には備わっています。
英語ではシックスセンスと言いますが
その第六感が敏感な人とそうでない人がいて
いわゆる占い師は敏感な方です。
易では兆しという言葉をよく使います。
私自身、本格的な筮竹を使った
「周易占い」をしていますが
第六感に敏感な性質なので
兆しを基にした「梅花心易」が好きです。
「梅花心易」は意識して占わずとも
森羅万象が発した「兆し」を
自分の五感・六感のアンテナがキャッチ。
その「兆し」を読み解き生かすことで
毎日の暮らしに役立ててます^^
第六感が強くないからといって
一般の方が占いや
「梅花心易」が出来ないということはなく
学ぶことで「その兆し」に気づくことができ
暮らしに彩りをもたせてくれます。
その第一歩が八卦の象徴と意味を知ることが
梅花心易の基本の「き」でもあります^^
ブログではその一部をちょっぴりご紹介したいと思います。
過去の記事もどうぞ参考にしてください。
八卦とは
八卦(はっけ・はっか)は
この世の森羅万象の事象・性質・働きを
乾(天)・兌(沢)・離(火)・震(雷)・巽(風)・坎(水)・艮(山)・坤(地)
8つの象徴で表しています。
この八卦が陰陽の性質・吉凶を定め
大自然の業(なりわい)を生み出しています。
そして大自然における
生命の営み・性質・働き・事象の意味と変化を
64のストーリーで説いているのが
易経64卦で易占いのベースです。
八卦は爻(こう)と呼ばれる
陽爻 陰爻
陽の爻、陰の爻で表
3つの組み合わせ=三爻で
自然界における天・地・人の
三位一体を表しています。
そして八卦は
その性質・働きの違いから
陽のグループ、陰のグループに別けられます。
陽のグルーブ
乾(天) 兌(沢) 離(火) 震(雷)
陰のグループ
巽(風) 坎(水) 艮(山) 坤(地)
もし、あなたが
●●した方が良いかな?という
YES, NOで答えられるような悩みや
問いを持ったとします。
八卦の「陽のグループ」の八卦の兆しを
感じた・みた時は
→Go(動きなさい・やりなさい)、YESという意味。
反対に「陰のグループ」八卦の兆しを
感じた・見たときは
→Stop(止まりない・やめさい)、NOという意味。
五感・六感で感じた森羅万象の現象=兆し
が占いのお告げということです^^
なんとなく今日の何を食べようかな
何を飲もうかな
明日は何を着ようかな
どちらの日程にらしようかな?
何気なく考えていて(思っていて)
●地震を感じた
●雷の音を聞いた
●ピカピカ光るものが目に入った
●救急車などのサイレンが耳に入った
●椿・雷・レモンなどの柄のモチーフを
短時間、短期間に何度も見る
他、八卦の「震(雷)」の兆しが
五感六感に飛び込んできたとき
食べ物、メニューであれは
*揚げ物
*鉄板焼き・お好み焼きなど
*そば・ラーメン(音を出して食べるもの)
*たけのこ
*馬肉・うなぎ・鰆
*炭酸もの(ジュース・サワー・ビール・スパークリングワインなど)
*マリネ
*おせんべい
*雷おこし
お出かけの洋服のチョイスなら
*青・青緑・黄緑・眩しい色合い・銀色
*ふんわりしたフェミニンなものよりも
柄のはっきりしたもの。
*梅の花、椿の花、レモン、オレンジ、サボテン、鈴、楽器
などがラッキーアイテム、ラッキーカラーとなります。
私の例ですが
ランチを何を食べような迷っていたとき
ちょうど目の前を
「50」という数字が入ったTシャツを着た男性が
通りかかりました。
50は易経「火風鼎」の番号
鼎は「かなえ」という
煮炊きをする鍋のようなもの
その日のランチに選んだのはこちらのお店
「火鍋ランチ」です^^
真剣な悩み、仕事を受けるか否か?脈があるかどうか?どちらにしようか?
ランチ、着るもの、買い物、等々のごく身近な選択まで
五感六感のアンテナを開くと
占うまでもなく自然と兆しが入り
その得た兆しを八卦や易経などに落とし込み
生活に、考えていたことに置き換えて
天からのメッセージを
暮らしに人生に生かすのが梅花心易の魅力です。
八卦のそれぞれの意味をご紹介すると
話が長くなってしまうので
少しずつブログに書いて行ければと思います(^_^*)