「季節の節目となる日」のことを「節句」と言います。
「陰陽五行説」が由来の人生の礼節でもあり風習で
古代から季節の行事・節目として大切に扱われています。
3月3日「上巳の節句(桃の節句)」は
今では「ひな祭り」として有名ですが
本来は「人形(ひとかた)」に自分の厄や災いを託し
川などに流し災厄をはらう厄除けの行事です^^
節句とは別に
日本には「門守り(かどまもり)」という
厄除け・邪気除けの風習があります。
節分の日に飾る
「柊の枝に鰯の頭を刺したもの」
沖縄のシーサーは有名です^^
神社の狛犬、お寺を護る仁王像などもその一つ
狛犬も仁王様も
阿吽(あうん)で陰陽一対となっています。
簡単にできる門守りが「もり塩」
お店の店先などで見かけますよね^^
塩は「五行」の「水」に属するもの
浄化する、邪気を払うとともに
人を集める作用があるので
商売を営むかた
茶道などを嗜むかたには馴染み深い
伝統文化・風習ですが
ごく一般の自宅でも活用できる
災難除け
良いご縁を引き寄せる「門守り」なので
ご興味あれば天然の粗塩で作り
玄関先に飾りましょう。
そのほか玄関先に水鉢を置く
玄関先や庭に手水を設えるのも「門守り」です。
古くから寺院や貴族の家で
江戸時代からは商人の家や庭に水鉢を置き
金運UPの象徴である金魚を飼い縁起担ぎをする風習が
今でも残っています^^
愛でて癒されるとともに
「水」の性質を生かした
「災難除け」「お守り」
「縁起担ぎ」「開運法」です。
私も今年、ピオトープを再挑戦しようと計画
他の方のブログを拝見して勉強しています^^
五行の水の性質と意味
五行の「水」は
物体としての「水」でももありますが
水の資質や性質を表します。
「困難」「陥る」などの
マイナス面の意味もありますが
●万物を潤す
●水のあるところには人が集まる
●下に流れ大河に行き着く
その過程で岩をも砕き前へと進む
●器や状況に合わせて形を変える
●静謐
●洗い流す
●思慮深さ(物事を冷静に観察する)
こんな性質を持ち
「知恵」「変化」「浄化」
「思慮深さ」「思想」「探求」
などの意味もあります。
門守りの「水鉢」「手水」の他
水の資質・性質を生かした風習が「滝行」です。
滝行は
五行の「水」の資質・性質を生かした
身にしみた汚れと恐れを払う(洗い流す)
古来からある修行法。
現代の私たちに置き換えて活用すれば
不要なものが出てゆき
平常心を取り戻し
心身スッキリさせることができる
ヒーリング法です^^
心が荒立っているとき
悪いことが続いているとき
不安感でいっぱいのとき
お風呂にはいったときに
水シャワーを浴びる。
いきなり頭から浴びると
心臓に負担がかかるので
手首と足首に水をさっとかけ
体の準備をさせから(脳に認知させ)
頭から水シャワーを浴びましょう。
(血圧が高い、心臓病の方、65歳以上の方は控えてください。)