埃が積み重なると
大きな塊となるように
なんとなくの不調が積み重なると
やがては「病」という形に変化をします。
なんとなくそのままにせず
誰かの何かのせいにせず
自分に正面から向き合い
労わりの優しさを与えることが
薬膳・食養生のベースです^^
今日の記事では
ささいな不調の原因になっている
「胃」の消化機能をゆるりと整える
「調整スープ」をご紹介します。
なんとなくの不調から目を背けない~自分を優しく扱う~
人は完璧な存在ではないので
誰でも時には体調を崩します。
でも
「だるい」「最近疲れがとれない」
「昼間や食後が眠い」
「手足のむくみ」
「おなかの調子がいまいち」
「便秘がち」
「最近、肌の調子がいまいち」
なんてときは
夏だから、体質だから、●●のせいと
真実から目を背けたり
後回しにすればするほど
自分の大きく跳ね返り
負の遺産を溜め込むばかりです。
胃は体や物事の中心・土台であり
健康や不調のない体は「幸福の土台」です。
元気の気は運気の「気」です。
なんとなくの不調も
実は運気、人生にも大きく影響しています。
このブログを目にした皆さんには
なんとなく、そのままにせず
自分を労わる優しいお手当をして
バランスを整えて
不調を感じない毎日を過ごして欲しいなと思います^^
五行の「土」は心と身体の土台
健康の土台は腹=胃で
五行の「土」にかかわる機能であり
身体だけではなく物事の中心に位置します。
ここが弱ると
なんとなくの不調が増えてしまい
やがて「自分が一番弱い所」に
目立つ症状が出てくるのです。
薬膳・食養生の基本は
「胃」「消化機能」の状態をまず整えること
胃の消化機能と吸収力を高めることで
人はエネルギーを作ることができ
また
そのエネルギーを吸収することで
はじめて心と身体が機能し
免疫力が高められます。
同時に、消化の過程で
最初の「水分代謝」を施しているため
胃を冷やさず、消化機能を整えることで
むくみ、吐き気、めまい、
下痢などの予防にもつながります。
とくに梅雨~夏は
五行の五悪=「湿気」が作用し
冷えと湿気を嫌う
「胃」と「腸」のバランスを崩しやすいので
「胃」を労わる生活はマストです
*冷たい飲み物・食べ物ばかり取らない
*よく噛んで食べる
*野菜・肉・穀類をバランスよくとる
などの養生とともに
バランスを調整するスープで
心と身体を整えてゆきましょう。
調整スープでととのえる
気血を十分い補い
消化と吸収の両方をサポートする食材を使い
エネルギーをしっかり取り込み
水分代謝を促し
気持ちをめぐらせ
「なんとなく」の不調を底から改善する
調整スープはとてもシンプルな薬膳です。
<材料1人分>
人数に合わせ増やしてください
じゃがいも 1人1/2個 一口大にカット
にんじん 1人1口大を5つ位
生姜 3スライスを千切りに
鶏肉 1人1口大を2切れ
お好きなブイヨン・スープの素(固形でも顆粒でも) 適量
水 1人300cc(蓋ができる場合は250cc)
塩 少々
オリーブオイル 少々
生パセリ1房、またはイタリアンパセリ5~6枚
※必要に応じて料理酒 小さじ2程度
※ブイヨンやスープの素は
忙しいお母さん、働く女性の味方です^^
私が利用しているブイヨン
*茅乃舎 減塩 野菜だし
*マギー 無添加ブイヨン
*オーサワの野菜ブイヨン
そろそろ血圧を気にしなければならない年頃なので
「茅乃舎 減塩 野菜だし」は重宝しています^^
<食材に優劣をつけず感謝していただく>
薬膳では
これは体に悪いから食べてはいけないなど
食材に優劣・善悪をつけません。
魚、お肉類も砂糖も
全ての食材には「意味」があり
ありがたい恵として受け止め
心身の健康を保つ食事に利用します。
それを扱う人間が
過剰に摂取をしたりすることで
不調を招きますが
それは食材のせいではなく
「人間」自体が原因です。
ちなみに世間では悪者扱いになっている
「砂糖」や「牛乳」は
中国でも日本でも
古代から薬が一般市民に流通するまで
薬としても使われていた歴史があります^^
鶏肉も滋養が付く食材なので
古来は食べる薬としても
使われていた食材です。
韓国のサムゲタンは有名ですよね♪
そして
ご存じない方も多いのですが
人間の体は
動物性たんぱく質を必要としている
構造になっています。
肉の代用として大豆製品を摂取しすぎ
乳がんが増えたことも事実です。。。
とえいえ、どうしても嫌いなものを
無理やり食べても
心にストレスがかかり
それはそれで問題なので
どうしてもお肉が苦手なレッスン生さんには
まず「チキンスープの素」を
生活に取り入れてもらっています^^
<作り方>
基本はカットして煮るだけです。
肉の匂いを消したい方は煮る前に
(野菜をカットしている間に)
お酒をまぶしておきましょう。
①塩、ブイヨン・スープの素
以外の材料を鍋に入れ中火で蓋をして煮る。
灰汁がでるので2~3度灰汁を取りましょう。
(透明感のある雑味のないスープになります)
②10分ほど煮たら
ブイヨン・スープの素を入れ
ジャガイモに完全に火が通るまで煮る。
私はあまり塩を使いませんが
塩気は「塩」で調整をしてください。
③器に盛り、オリーブオイルを少量降り注ぎ
手で細かくちぎった
パセリ(イタリアンパセリ)をふりかける。
※手羽元で作るときはブイヨンは不要です。
(骨から出汁がでますので)
すごくシンプルな味わいになりますが
塩だけでも意外に美味しく仕上がります。
(調味料に慣れている方には
味に物足りなさを感じる方もいるので
その際は野菜ブイヨンなどを使うとよいと思います)
なんとなくの不調だけではなく
※胃腸が弱い、疲れやすい、お子様の養生として
試験前や大会前などの体の調整として
※更年期の不眠や疲れを感じる方の養生
こんなケースにもおすすめです。
元気の気は運気の「気」です。
なんとなくの不調は
そのままにしておくと
運気の流れ、人生にも大きく影響しています。
「あなた」を「家族」を優しく労わるケア
元気でご機嫌な人生を歩むために
ぜひ体調管理、健康維持にお役立てください。
■梅花心易講座
■易経サロン、易占い、オラクルカード
■漢方養生(食養生・瞑想・アロマ)
個人レッスン、グループレッスン
ワークショップ・イベントでサービスをお届けしています。
易経マスター女史・占い・梅花心易講座
漢方セラピスト・薬膳養生指導師
英国IFPA認定アロマセラピスト
★月めぐり®︎主催ネコのお告げ@木花★
運気の気は元気の気
LINEお友達限定にて陰陽五行の教えやメッセージ
心・からだ・人生を整える養生
イベント情報とともに配信してゆきます。