今日は節分。
知っているようで知らない
「節分」について
ちょっぴりお話ししたいと思います。
日本の行事の由来とパターン
明治5年までは旧暦の立春が新年(現在の元旦)
その前の日の大晦日に当たる2月3日に
迎える新年を健やかに暮らせるよう
人々はいろいろな方法で邪気を払い
福を招く儀式を行っていました。
実は、
日本国内で行われる季節行事、節句の90%前後が
「陰陽五行の思想」が由来です。
そして、日本の行事は
だいたいパターンが決まっています。
①人生の節目、一年の節目(節句など)は
祝うとともに、健康や長寿を願う。
②禊(みそぎ)や邪気払いをし
心や身についた穢れを清め整えて
福を招きれる儀式。
③自然界・動植物への感謝をし
新しい節目を迎える儀式。
この3つのパターンで
脈々と何千年も継承されています(^-^)
もっとも現代は恵方巻きのように
一部の地域・職業の風習がイベント化し
全国に広まった楽しいものもありますが
家族や自分の健康を願い
穢れ(悪いもの・不要なもの)を手放して
良きものを招く
今も古代も
人の根本的な欲求・願いは変わらないのです。
いろいろな邪気払い
さて、節分の邪気払い
有名なのは個の2つ
●柊に鰯の頭を刺し、門や玄関に飾る
(マンションなどが増え廃れていますが)
●豆まき
豆は=魔目(魔物の目)
炒った豆=魔目を射る
鬼=姿の見えない、人の力を超えた邪気の象徴
こんな意味があり
鬼に向かって豆を投げつけ退治する習慣が
いまだに根付いています。
その他には
●トベラを燃やす
パチパチ音を立てて燃え、その音と煙が邪気を払ってくれる。
●豆がら
乾燥した枝つきの豆がら(中の豆はとってある)
これを振ってガラガラならし
最後に燃やす。
音と煙で邪気を払う。
●桃の枝を飾る
桃は陰陽五行で春の象徴
また長寿や邪気払いをする聖なる木として
紀元前から儀式に使われています。
春を迎えるにあたり
桃の枝、または桃がモチーフのお菓子を供え
邪気払いと長寿を願う儀式。
中国の点心「桃まん」を供える方も多いです♪
●盛り塩をし門扉の前に飾り
窓を開け玄関・寝室でお香を焚く。
(炊き終わったら窓を閉めます)
短めのお線香(10分ほどで終わるので)がおすすめ。
●不要物を捨て、掃除する(空間のデトックス=心のデトックス)
この1年で使わなかったものを捨て掃除をする。
カバンの中身、クローゼット、引き出し
自分に必要にないものを背負っていると
大なり小なり邪気が入り込みます。
私も反省し(^_^;)
昨日に本を80冊、ジャケット2着処分しました。
ライフスタイルに合わせた方法で人生を整える
皆さんのご家庭では豆まきをしますか?
子供の頃は派手にやっていましたが
世知辛い世の中
今のマンションでは
外に向かって豆を撒くのを禁止されており
(ベランダに静かに撒くぶんには良いのですが)
鬼は外〜福は内〜と掛け声を言いながら
威勢よく豆まきができないのは
寂しい限りですが
私は、今年は豆まきをせずに
盛り塩をし、お香を炊きます(^_^)
(なんだかんだお掃除大変ですしね・・・苦笑)
日本の行事には
暮らしと心を豊かにしてくれる
様々なエッセンスが詰め込まれていると感じています。
節分は1年の中でも
もっとも大きな節目です。
人生を変えたい
運気の流れを変えたい
こんな願いがある方はビックチャンスの日でもあるので
ご家庭の事情やライフスタイルに合わせ
心身の穢れを払い
心も体も身軽にし
新春を迎える「節分」
どうぞライフスタイルに合わせて楽しんで穢れを払い
健やかでご機嫌な春を迎えてくださいね♪
★月めぐり®︎主催 ネコのお告げ★
・易経・易占い・梅花心易マスター女史
・英国IFPAアロマセラピスト
・オラクルカードヒーリング
・国際シンギングボウル協会認定講師
・元薬日本堂講師
漢方セラピスト(薬膳養生指導師・漢茶マスター)
Instagram @neko_otsuge
https://www.instagram.com/neko_otsuge/
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